クロフォード 体重超過のモリーナを8回TKO 圧勝で強さアピール
プロボクシングのWBC、WBO世界スーパーライト級タイトルマッチ12回戦は10日(日本時間11日)に米国のネブラスカ州で行われ、王者のテレンス・クロフォード(29=米国)がジョン・モリーナ(34=米国)を8回TKOで下し、WBCは初防衛、WBOは4度目の防衛に成功した。なお、この試合ではモリーナが計量をパスできずに失格。クロフォードが敗れた場合、タイトルは空位となる条件で行われた。
試合は開始からクロフォードが一方的に攻め続ける展開。モリーナのパンチは空回りするばかりだった。フィニッシュとなった8回、クロフォードはモリーナをコーナーに追い詰めると、左右の連打で上下に打ち分け。反撃できないモリーナはここでレフェリーに救い出された。
見事なストップ勝ちで強さをアピールしたクロフォード。無敗街道は続き、戦績は30戦全勝21KO。敗れたモリーナは36戦29勝(24KO)7敗。計量ではスーパーライト級のリミットとなる140ポンド(63・5キロ)を3・4ポンド(1・36キロ)オーバーした。
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