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村田&ベイカー 埼玉のアンバサダーに就任「20年まで少しでも自分の価値上げて」

[ 2016年11月20日 16:18 ]

SAITAMA PRIDEスペシャルアンバサダー任命式で上田清司・埼玉県知事(左)とポーズをとる村田諒太

 2020年東京五輪とパラリンピックでサッカーなどの競技会場となる埼玉県のPR活動を行う「SAITAMA PRIDE スペシャルアンバサダー」に、ボクシングの12年ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(30=帝拳)と柔道の16年リオデジャネイロ五輪男子90キロ級金メダリストのベイカー茉秋(22=東海大)が就任した。20日に大宮市の大宮ソニックシティで開かれたイベントで任命式が行われ、上田清司知事から認定証を交付された。

 村田は東洋大の学生時代と職員時代に朝霞市と和光市に住んでいたことがあり「5年半、埼玉県民でした」という。朝霞市に駐屯地がある自衛隊に重量級の選手が多く在籍していたこともあり、都内へ引っ越し後も「練習の半分ぐらいは自衛隊へ行っていた」という。20年は五輪・パラリンピックとも射撃競技がその自衛隊訓練場で開催されるだけに「感慨深いです」と村田。次戦は未定だが「できるだけ早いうちに世界戦ができればいい」と話し、「20年までに少しでも自分の価値を上げて(アンバサダーとして)貢献できるよに頑張りたい」と決意表明した。

 一方のベイカーは小学校時代に柔道とサッカーで進路を迷ったことを明かし、埼玉スタジアムで行われるサッカー競技に「興味がある」と目を輝かせた。近い目標として「まだ優勝していない世界選手権で来年優勝して東京へつなげたい」と語り、「20年はまだ25歳なので全然いける。東京で連覇を目指します」と宣言して会場を沸かせた。

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2016年11月20日のニュース