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WBAバンタム級、スーパー新王者にウォーレン パヤノとの再戦制す

[ 2016年6月19日 16:03 ]

 プロボクシングのWBAスーパー世界バンタム級タイトルマッチ12回戦が18日、米国のシカゴで行われ、同級12位のラウシー・ウォーレン(29=米国)が王者のフアン・カルロス・パヤノ(32=ドミニカ共和国)を判定で下し、新王者に就いた。スコアはジャッジ2人が115―113でウォーレンを支持し、1人は114―114の引き分けだった。

 両者は昨年8月に一度対戦しており、その時は、2―1の判定でパヤノが辛くもスーパー王座の初防衛に成功している。10カ月後のダイレクトでの再戦でも判定泣かせの接戦となり、ウォーレンの持ち前のスピードが、わずかにパヤノを上回る展開。その結果は2―0のマジョリティー判定というかたちで現れた。

 自身初のタイトルを獲得したウォーレンは「最高だね。判定で勝てて気分がいい」とベルトを肩にかけて喜びを露わに。「(自身の生まれ故郷である)シンシナティで第3戦を望むよ」と、早くもパヤノと三度、拳を交える気があることを口にしていた。戦績は16戦15勝(4KO)1敗。

 一方、キャリア初黒星を喫したパヤノは「プラン通りに戦うことができず、相手のペースになってしまった」とコメント。「こちらは再戦の機会を与えたのだから、向こうも応えて欲しいね」とウォーレン同様、第3戦を希望していた。戦績は18戦17勝(8KO)1敗。

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2016年6月19日のニュース