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ランダエタ 10年ぶり世界戦はTKO負け ベルト奪取の夢はかなわず

[ 2016年4月27日 19:30 ]

<WBA世界ライトフライ級TM 田口良一・ファン・ランダエ>11R、田口の猛攻に耐えた挑戦者だがこの後に棄権

 06年12月にボクシングのWBA世界ライトフライ級タイトルマッチで王者・亀田興毅に12回判定負けしたファン・ランダエタ(ベネズエラ)は10年ぶりの世界挑戦で見せ場をつくれず11回終了TKO負けした。

 3度目の防衛戦に臨んだWBA世界同級王者・田口良一(ワタナベ)と対戦し、1回こそ軽快な動きを見せたが、2回に右を食らってぐらついてから終始受け身に回った。9回序盤に左ボディーなどで2度目ダウンすると、10回に3度目のダウン。続くラウンドで2度ダウンを奪わ、11回終了TKO負けした。

 06年8月の亀田興毅との第1戦では初回にダウンを奪いながら判定負けしてボクシングファン以外にも日本中で騒がれ一躍、時の人となった。亀田2戦目で敗れてからも現役を続けていたが、10年1月に引退。14年12月にWBAの故メンドーサ会長に背中を押されて復帰したが、ベルト奪取の夢はかなわなかった。

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2016年4月27日のニュース