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バルガス 昨年の“米年間最高試合”三浦との再戦を熱望

[ 2016年2月12日 05:30 ]

WBC世界スーパーフェザー級王者のフランシスコ・バルガス

 昨年11月21日のWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(米ラスベガス)で三浦隆司(31=帝拳)に9回TKO勝ちして同級王座に就いたフランシスコ・バルガス(31=メキシコ)が再戦を希望した。WBC公式サイトで明かしたもので「すぐにとはいかないだろうが、もし決まれば気持ちが高ぶるファイトになる」と明かした。

 試合は初回にダウン寸前に陥った三浦が4回、ダウンを奪って逆襲。8回にはレフェリーストップ寸前までバルガスを追い込んだが、9回に右フックでダウンを喫して逆転負けした。スリリングな展開に、全米記者協会など米メディアはそろって年間最高試合に選出。WBCや主催のゴールデンボーイ・プロモーション、米ケーブルテレビ局HBOからは再戦を望む声が上がっていた。

 バルガスは三浦を「大胆でタフなハードパンチャー」と称賛。現時点で次戦が決まらず「本格的な練習を始めたい」といら立ちを見せながらも、三浦戦については「次はお互い変わっているだろうが、同じ結果で終われるようにもっと強くなる」と意気込んだ。

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2016年2月12日のニュース