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最優秀選手賞の内山「賞に満足せずもっと上目指す」

[ 2016年2月12日 14:40 ]

表彰式でファイティングポーズをとる(左から)井岡、内山、山中

 プロボクシングの2015年度年間優秀選手の表彰式(主催=日本ボクシングコミッション、日本プロボクシング協会、東京運動記者クラブボクシング分科会)が12日、東京ドームホテルで開かれた。

 最優秀選手に初めて選ばれたWBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)や、3月4日に10度目の防衛戦を控える技能賞のWBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)ら受賞者が出席。WBAからスーパーフェザー正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ共和国)との統一戦指令を受けている内山は「質の高い選手が国内にいっぱいいるので来年も獲れるか自信はないが、賞に満足せず今年も精進して、もっと上を目指していきたい」とスピーチした。

 受賞者は以下のとおり。

 ▼最優秀選手賞 WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者・内山高志(ワタナベ)=初

 ▼技能賞 WBC世界バンタム級王者・山中慎介(帝拳)=2年連続3回目

 ▼殊勲賞 WBA世界フライ級王者・井岡一翔(井岡)=4年ぶり2回目

 ▼敢闘賞 IBF世界ライトフライ級王者・八重樫東(大橋)=3年連続4回目、前WBC世界スーパーフェザー級王者・三浦隆司(帝拳)=初

 ▼努力賞 WBA世界スーパーフライ級王者・河野公平(ワタナベ)=3年ぶり2回目、WBA世界ライトフライ級王者・田口良一(同)=2年連続2回目、WBO世界ミニマム級王者・田中恒成(畑中)=初、WBC世界ライトフライ級王者・木村悠(帝拳)=初

 ▼KO賞 WBO世界スーパーフライ級王者・井上尚弥(大橋)=2年連続2回目、内山高志=4年ぶり3回目

 ▼新鋭賞 東洋太平洋スーパーフライ級王者・井上拓真(大橋)=初、日本スーパーフェザー級王者・尾川堅一(帝拳)=初

 ▼年間最高試合賞(世界) WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ(11月21日、米ラスベガス)、三浦隆司(帝拳)―フランシスコ・バルガス(メキシコ)

 ▼年間最高試合賞(東洋太平洋・日本) 日本ライトフライ級タイトルマッチ(12月27日、大山崎町体育館)、堀川謙一(SFマキ)―拳四朗(BMB)

 ▼女子最優秀選手 WBA女子世界スーパーフライ級、WBO女子世界バンタム級王者・藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)=2年ぶり3回目

 ▼女子年間最高試合賞 WBA・WBC女子世界アトム級王座統一戦(10月22日、後楽園ホール)、宮尾綾香(大橋)―小関桃(青木)

 ▼特別賞 石田順裕(元WBA世界スーパーウエルター級暫定王者)、故・久末聖治(元JBC北海道地区事務局長)、故・桑田和昌(元JBC審判員)、故・遠山甲(元JBC審判員)、故・織田秀樹(元中日本ボクシング協会協会長)

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