駒大・田中亮明 テスト大会で優勝 リオ五輪ボクシング・フライ級
ボクシングのリオデジャネイロ五輪テスト大会が6日までリオデジャネイロで行われ、男子フライ級で田中亮明(駒大)が優勝した。世界ボクシング機構(WBO)ミニマム級王者、恒成(畑中)の兄で「兄弟で世界一になりたい。自分は五輪で金メダルを獲得する」と語る22歳のサウスポーが、五輪出場権が懸かる来年3月のアジア・オセアニア予選へ弾みをつけた。
フライ級には国際連盟(AIBA)が選出した5選手が出場した。左構えからの強打で初戦はトリニダード・トバゴの選手に判定勝ち。決勝もブラジル選手を圧倒し、1回TKO勝ちした。
岐阜県多治見市出身で中学時代に競技を始めた。2歳下の恒成は5月に日本選手最速のプロ5戦目で世界王者となった。兄は一貫してアマチュアにこだわり、リオ、東京両五輪での活躍を目指している。(共同)
続きを表示