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原 序盤互角もTKO負け、力の差痛感「ギアを上げられた」

[ 2015年9月27日 21:35 ]

7回、原(左)をロープに追い詰め連打する高山勝成
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ボクシングダブル世界戦 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 ●同級10位・原隆二 8回TKO 王者・高山勝成○

(9月27日 エディオンアリーナ大阪)
 原は4回以降、テンポを上げた高山についていけなかった。ロープを背負ってラッシュを浴び、8回のレフェリーストップで終幕。王者に力の差を見せつけられ「めったに上がれるリングではないので勝ちたかった」と、うつむきがちに話した。

 2回に強烈な右が高山の顔面をとらえるなど、序盤は互角に渡り合った。だが、4回からは鋭いボディーブロー、ジャブで足を止められ「ペースをつかみかけたところで、ギアを上げられた」と唇をかんだ。

 初めての世界タイトル挑戦は苦い思い出となったが、まだ25歳。再起は可能だ。原も「またチャンスがあれば挑みたい」とショックを振り払うように言った。

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2015年9月27日のニュース