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V2成功の高山勝成、年末統一戦だ!観戦田中も実現に前向き

[ 2015年9月27日 20:14 ]

リングに上がったWBO世界ミニマム級王者の田中恒成(左)と肩を組む高山勝成。統一戦の実現なるか

ボクシングダブル世界戦 IBF世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦 ○王者・高山勝成 8回TKO 同級10位・原隆二●

(9月27日 エディオンアリーナ大阪)
 貫録の勝利だった。王者の高山勝成(32=仲里)が世界初挑戦だった同級10位の原隆二(25=大橋)に8回TKO勝ちで2度目の防衛に成功した。

 2回に連打で攻められ、3回には偶然のバッティングで左まぶたから流血するなど序盤は挑戦者に苦しめられたが、4回以降は主導権を握った。7回、強烈なボディーで原の頭部を下げると連打を浴びせダウン寸前に追い込んだ。そして8回にラッシュを仕掛けてレフェリーストップ。試合を決めた。

 「勝ててほっとした。(出血は)過去にたくさん切れているし、対処法も分かっている」と冷静に試合内容を振り返った。

 試合後には観戦していたWBO世界同級王者・田中恒成(20=畑中)をリング上に呼びよせ、年末の統一戦を訴えた。田中も前向きで、統一戦が現実味を帯びてきた。田中とリング上で肩を組み撮影に応じた高山は「僕は大丈夫。実現できたらハッピー」とコメントした。

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