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長谷川穂積、1年ぶり復帰戦で判定勝ち「むっちゃ怖かった」

[ 2015年5月9日 21:15 ]

1R 左フックをヒットさせる長谷川
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 プロボクシング元世界2階級王者の長谷川穂積(34=真正)が9日、神戸市立中央体育館で行われたフェザー級ノンタイトル10回戦でWBCスーパーバンタム級9位のオラシオ・ガルシア(24=メキシコ)と対戦。3―0判定で勝利し、昨年4月以来1年ぶりの復帰戦を飾った。

 29戦全勝、KO率72%の強打者ガルシアを打ち破った。軽快なフットワークと巧みなコンビネーションでペースをつかんだ。相手の強烈な右を封じ、小刻みに左を当てて追い詰めた。

 昨年4月の国際ボクシング連盟(IBF)スーパーバンタム級タイトルマッチで7回TKO負けを喫して以来、約1年ぶりの復帰戦。4月27日のスパーリングで右足首を捻挫するアクシデントに見舞われたが、乗り越えた。

 試合後、長谷川は「まさか勝てるとは思っていなかった。むっちゃ怖かったです」と話し、笑いを誘った。そして「1年前に納得できる試合ができなくて(この日の)試合を組んでもらった。きょう、この日を迎えられてよかった」。

 勝利で飾った復帰戦。しかし、注目される進退については「ちよっと考えて…」と明言はしなかった。

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