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長谷川穂積 今後は?「しばらくはこの恐怖感から脱出したい」

[ 2015年5月9日 21:40 ]

1R 右フックをヒットさせる長谷川穂積

フェザー級ノンタイトル10回戦 ○長谷川穂積 判定 オラシオ・ガルシア●

(5月9日 神戸市立中央体育館)
 【長谷川の勝者インタビュー】

 ――ものすごい歓声は聞こえたか

 まさか僕が勝てるとは思っていなかったので、何か変な感じですけど。なんのインタビューしてるんか分かんないですけど、皆さんの声援が力になりました。

 ――29戦29勝のガルシア選手をやっつけました

 そうですね。むっちゃ怖かったです。

 ――この1年間、誰よりも長い月日だった

 1年前の試合で自分自身が納得できる試合をできなくて、このように試合を組んでいただいて、会長、対戦相手のガルシア選手には感謝しています。そして1年ぶりの試合ということでこんな僕を、こんなたくさんの方が応援にきていただいたということは本当にうれしくて、きょうこの日を迎えられて本当に良かったと思います。

 ――第1Rから素晴らしいボクシング。日本のエースが帰ってきたとファンは思っているが

 僕はもう高齢者組なんで、ボクサーでいうとだいぶ先輩の、ギリギリやっている連中な感じなんで、僕は僕なりのボクシング人生を歩めたらいいなと思います。

 ――最終Rが始まる前、リング下の奥さんと2人のお子さんにシグナルを送った

 いや、次、倒されるかもしれんって。そういう夢ばっか見てたんで。

 ――あらためてきょうのボクシングを振り返って

 満身な状態で戦えなかったのがちよっと心残りですけど、とりあえず勝利をつかめたことは非常にうれしく思います。ノンタイトルにもかかわらず、たくさんのお客さんがきていただいたのはすごいうれしい。大切な1日になりました。

 ――また、雄姿が見られるか

 まあ、ちょっと考えて。しばらくはこの恐怖感から脱出したいと思います。ありがとうございました。

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