粟生闘志「早くやりたい」　王座決定戦に向け渡米

ラスベガスでＷＢＯ世界ライトフライ級王座決定戦に挑む粟生は拳を突き出し勝利を誓う　

　プロボクシングのＷＢＯ世界ライト級王座決定戦（５月１日）で同級５位のレイ・ベルトラン（３３＝メキシコ）と対戦する、同級２位の粟生隆寛（３１＝帝拳）が開催地の米ネバダ州ラスベガスに向け出発。出発前の成田空港で「お互い同じ中間距離なので、どちかが距離を支配できるか」と勝負を見据えた。

　田中繊大トレーナーからの「（リミットから）５～６キロに（体重を）キープしておけ」という指示で、２月ごろから調整に入りコンディションも良好。「自分で言うのも何ですけどいい体してると思いますよ。（試合）早くやりたい」と闘志を高めた。