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井岡、秋にも初黒星喫したIBF王者アムナトとリベンジマッチ

[ 2015年4月23日 05:30 ]

14年5月、アムナト(左)に敗れた井岡

WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦 ○同級3位・井岡一翔 判定 王者・フアンカルロス・レベコ●

(4月22日 大阪府立体育会館)
 3階級制覇の悲願成就した井岡。次なる標的の一人が昨年5月に敗れたIBF世界フライ王者のアムナト・ルエンロン(35=タイ)だ。父の一法会長は「もう一回(再戦要求を)叩きつける」と話し、リベンジマッチに意欲満々。アムナトは6月下旬に4度目の防衛戦となる指名試合が控えている。これをクリアすれば秋にもWBA・IBFの王座統一戦が実現する可能性はある。

 アムナトは高山に挑んだファーランと同じトレーナーに師事しており、この日は会場で観戦。「井岡が再戦したいのならOKだ。チャンスがあればやりたい。きょうは井岡を応援したが対戦したら次も俺が勝つ」と自信満々だった。

 また、伝統階級のフライ級には他にも強豪が存在する。昨秋に八重樫東(大橋)を破り、WBC王座を獲得したローマン・ゴンサレス(ニカラグア)、WBO正規・WBAスーパー王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)だ。王者同士の対戦が実現すれば、大きな注目を浴びることになりそうだ。

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