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大竹は判定で敗れる、王座獲得ならず 接近戦できず完敗

[ 2014年11月23日 09:07 ]

スコット・クイッグ(左)を攻める大竹秀典

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級タイトルマッチが22日、英国のリバプールで行われ、挑戦者で同級9位の大竹秀典(金子)が王者のスコット・クイッグ(英国)に0―3の判定で敗れた。ジャッジの採点は2人が109―119、もう1人が110―118だった。

 大竹は接近戦に活路を見いだそうとしたが、強烈なパンチと巧みな防御に翻弄された。戦績は27戦22勝(9KO)2敗3分け。5度目の防衛に成功したクイッグは32戦30勝(22KO)2分けとなった。

 ▼大竹秀典の話 チャンピオンは実力があった。パンチの打ち分け方やスピード感、戦術など全体的に上だった。自分の強みを生かそうと思ったが、工夫しないと駄目。ボクシングの幅を広げないといけないと感じた。こういう大きな舞台でやれたのはいい経験になった。

 ▼金子健太郎・金子ジム会長の話 正々堂々と打ち合えた。12回、世界チャンピオンと時間を共有することができたのはすごい経験になる。再起戦を1、2試合挟んで、また世界戦をやらせたい。(共同)

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