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ロマゴン初防衛 4階級制覇視界「来年はぜひ井上とやりたい」

[ 2014年11月23日 05:30 ]

3回、ローマン・ゴンサレス(右)の左フックが顔面に決まる

WBC世界フライ級タイトルマッチ ○王者ローマン・ゴンサレス 6回2分11秒TKO ●同級8位ロッキー・フェンテス

(11月22日 横浜国際プール)
 3階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア、帝拳)は同級8位のロッキー・フェンテス(28=フィリピン)に6回TKOで勝利。八重樫東(大橋)から9月に奪ったWBCフライ級王座の初防衛に成功した。

 フェンテスの右ロングフックを被弾する場面もあったが、鋭い左アッパーでガードをこじ開けると、6回に強烈なワンツーでダウンを奪取。再開後のラッシュでTKO勝ちし「9回以内にKOする約束を果たせてホッとしている」と笑顔を見せた。

 41戦全勝の怪物が次の標的に挙げたのが、フライ級のWBA・WBOスーパー王者エストラーダ(メキシコ)と年末に2階級制覇に挑む前WBCライトフライ級王者の井上尚弥(大橋)。「来年はぜひ井上とやって4階級制覇を達成したい」と話した。

 「日本でばかり試合をしているので家とベンツが欲しい。(帝拳の)本田会長がプレゼントしてくれるでしょう」とおねだりした王者に、「井上に勝たないとあげない」と苦笑した本田会長も「互いに盛り上げていって、やりたい」と実現には前向きだった。

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2014年11月23日のニュース