プエルタ、三浦に脱帽「あれほど強いとは思っていなかった」

３回、三浦の左ストレートを側頭部に浴びるプエルタ

ＷＢＣ世界スーパーフェザー級タイトルマッチ ○王者・三浦隆司　６回２分１５秒ＴＫＯ　●同級１位・エドガル・プエルタ

（11月22日 横浜国際プール）
　プエルタは三浦の強打でカットした左目上を８針縫ってから取材に応じ、「６回の左カウンターはだいぶ効いた。左が来た時に足が止まってしまっていた」とうなだれた。

　変則的な右ストレートで王者を苦しめたものの、手応えはなかったという。１０年前に交通事故で亡くした長女のためにも世界王座奪取を誓っていたが、「三浦があれほど強いとは思っていなかった。メキシコに帰って出直す」と話した。