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村田、プロ第6戦へ異例支援態勢 海外からスパー相手5人呼ぶ

[ 2014年11月12日 05:30 ]

プロ第6戦が決まり、会見で意気込みを語る村田

ミドル級ノンタイトル戦 WBC同級8位・村田諒太―ジェシー・ニックロウ

(12月30日 東京体育館)
 ボクシングの帝拳ジムはロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太(28=帝拳)がプロ第6戦を12月30日、東京体育館で行うと発表した。相手は米国人のニックロウ(27)。「野獣」の愛称を持つ白人選手で、現IBFミドル級王者のテーラー(米国)とも対戦しているプロ31戦のキャリア豊富な選手だ。タフな相手だが、村田は「ファイターで好戦的な選手なので、僕とかみ合う。距離を取られるよりはいい」と歓迎した。

 過去5戦の試合前は米ラスベガスで合宿を行ったが、今回は初めて国内で調整する。「どっちがいいか判断したい」と今後のためのテストだ。スパーリング相手は米国人3人、メキシコ人2人の計5人も招く。海外から練習相手を呼ぶのは一部の世界王者だけで、それも2人程度が一般的だけに、異例の支援態勢だ。本田明彦会長は「(村田のパンチ力だと)相手がもたない」と説明した。

 今回は世界戦の井上尚弥、八重樫東、リナレスの3人と豪華競演になる。連続KO勝利は前戦で途切れており「面白い試合になると思う。KOは流れの中で出ればいい」と無駄な肩の力を抜いていた。

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