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大竹「しっかり当たれば」 英で世界王座戦、練習公開

[ 2014年11月12日 18:02 ]

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級タイトルマッチ(22日・リバプール=英国)に挑戦者として臨む前日本同級王者の大竹秀典(金子)が12日、東京都内の所属ジムで報道陣に練習を公開し「(王者になる)イメージは膨らませている。しっかり当たれば倒せる」と意欲を語った。

 4ラウンド行ったスパーリングでは、疲労もピークでパンチをもらう場面もあったが、冷静に動きを確認した。無敗の王者スコット・クイッグ(英国)について「ガードもいいし、穴が少ない。でも腕を畳んだ距離でのパンチは自分の方が強いと思う」と接近戦で勝機を見いだす考えだ。

 2012年8月に日本王座に就き、4度防衛後に返上した33歳の大竹にとって、初めての海外での試合が世界戦になる。時差の調整も課題になるが「ヨーロッパは行ったことがなく、よく分からないので気にしない」と自然体で臨む構えを強調した。

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2014年11月12日のニュース