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選択試合での防衛戦を再び要望へ WBA入札指示で河野陣営

[ 2014年9月8日 20:18 ]

 世界ボクシング協会(WBA)がスーパーフライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)の防衛戦で興行権の入札を指示した件で、ワタナベジムの渡辺均会長は8日、入札の中止と、挑戦者を選べる選択試合での防衛戦を再びWBAに要望する意向を明かした。

 WBAは河野と指名挑戦者で同級2位の亀田興毅との試合について、17日に入札を行うと発表した。だが、亀田興はジム会長らが日本ボクシングコミッション(JBC)から処分された影響でボクサーライセンスが更新できず、国内のリングに立てない状態。入札となれば、渡辺会長は日本開催を目指すが、亀田陣営が落札すれば「海外での試合は覚悟している」と話した。

 日本開催となった場合について、JBCの浦谷信彰事務局長代行は「ライセンスを保持してない選手との試合は非常に混乱を招く。ただ、試合をしていけないわけじゃない。JBCが認定するか、しないかということ」と述べ、非公認試合となる可能性も示唆した。JBCの見解は9日に発表するとしている。

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2014年9月8日のニュース