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井岡陣営も警戒感…奮闘誓う“元ワル”王者「ベルト渡さない」

[ 2014年5月4日 05:30 ]

歯にダイヤを入れているIBFフライ級王者のアムナト・ルエンロン

IBF世界フライ級タイトルマッチ 王者アムナト・ルエンロエンVS同級8位・井岡一翔

(5月7日 大阪・ボディメーカーコロシアム)
 井岡の挑戦を受ける王者ルエンロンが3日、大阪市内のジムで練習を公開した。リミット(50・8キロ)まで残り500グラムと減量は順調。軽めのスパーなど約20分で切り上げた。井岡一法会長は「手が長いし、本番ではもっと体が大きくなる」と警戒感をあらわにした。

 あだ名はタイ語でダイヤモンドを意味する「ペット」。北京五輪に出場し、“宝物のような選手”ということで命名された。本人は前歯にダイヤを入れて「ボクシングのおかげで、いい生活を送れている」とご機嫌だ。今では裕福な暮らしの王者も、23歳のとき、女性のバッグをひったくり、すぐに自首した過去が…。刑務所なら寝食に困らないと考えての過ちだったという。25歳からアマで実績を積み、32歳でプロ転向して世界王座にも就いた。「ベルトは渡さない」。今の生活を守るためにも奮闘を誓った。

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