スパーでボコボコ　柴田「自分には挑戦、リベンジしたい」

デビュー戦の相手に決まった柴田（右）と健闘を誓う村田

◇７３キロ契約６回戦 村田諒太（三迫）―東洋太平洋ミドル級、日本スーパーウエルター級王者・柴田明雄（ワタナベ）

（8月25日 東京・有明コロシアム）
　柴田は「五輪金メダリストと対戦できるのは光栄。自分にとっては挑戦だと思っている」と話した。

　横浜市出身で中学時代はバスケットボールで活躍。保育士の免許も持っており、一時、託児所でアルバイトした経歴を持つ。０３年にプロデビューし、昨年５月の村田とのスパーリング後、日本王座に返り咲いて２度防衛。今年５月４日にはスーパーウエルター級に続く東洋太平洋王座の２階級制覇を果たした。スパー後の４戦は全てタイトル戦で、全勝。「あのスパーを原動力に厳しい４試合を勝ってきた。リベンジしたい」と話した。