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三浦が新王者 ディアスにTKO勝ち!父にささげるベルト

[ 2013年4月8日 19:32 ]

ガマリエル・ディアスにTKO勝ちし、肩車されてガッツポーズする三浦隆司

 世界ボクシング評議会(WBC)のトリプル世界戦は8日、東京・両国国技館で行われ、スーパーフェザー級10位の挑戦者、三浦隆司(帝拳)が王者のガマリエル・ディアス(メキシコ)に9回1分21秒でTKO勝ちし、新王者となった。ディアスは初防衛に失敗した。三浦は左ストレートで3回に最初のダウンを奪い、最後も強烈な左ストレートで王者を沈めた。

 ▼三浦隆司の話 うれしいとしか言いようがない。(亡くなった)おやじも見ていると思う。実感が湧かない。左がいっぱい当たって、左でしっかり倒せたことが勝因。

 ◆三浦 隆司(みうら・たかし)秋田・金足農高時代に国体少年ライト級優勝。横浜光ジムから03年7月プロデビュー。09年7月に日本スーパーフェザー級王座を獲得し、4度防衛。11年1月にWBA同級王者の内山高志(ワタナベ)にTKO負け。その後、帝拳ジムに移籍した。サウスポーで左の強打が持ち味。戦績は29戦25勝(19KO)2敗2分け。28歳。秋田県出身。

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