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菜々緒似ボクサー黒木「感動してもらえる試合を」

[ 2013年2月14日 06:00 ]

WBA女子世界ミニマム級王者の多田悦子(右)と挑戦者の黒木優子

女子トリプル世界戦・WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ 王者・多田悦子VS黒木優子

(3月3日 後楽園ホール)
 3月3日に東京・後楽園ホールで行われる女子トリプル世界戦の会見が都内で行われ、8度防衛の王者・多田に挑む美人ボクサー、黒木は「世界戦は初めてなので緊張しますが、感動してもらえる試合をしたい」と意気込みを語った。

 「(モデルの)菜々緒や(タレントの)優香に似ていると言われたことがある」というビジュアル系選手。福岡・中村学園女高時代はスキーで全国総体や国体に出場した経験を持ち、警察官の両親の勧めで高2から本格的にボクシングを始めた。11年にWBCユース・アトム級王座を獲得するなど最近は7連勝。昨年9月には自身の名と「あなたを倒す」の意味を込めたジム「YuKO(ユーケーオー)」を開いた。会見で一人スカート姿で異彩を放った21歳は「リングに上がった時のギャップを見てもらいたい」と言って目を輝かせた。

 ◆黒木 優子(くろき・ゆうこ)1991年(平3)3月28日、福岡県福岡市生まれの21歳。中村学園女高―中村学園女短大卒。08年4月にプロテスト受験、同12月にプロデビュー。11年7月にWBCユース・アトム級王座獲得。現在はスポーツクラブでインストラクターを務める。左ボクサーファイター。1メートル54。

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