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小関 日本女子単独最多9度目防衛 WBCアトム級

[ 2012年12月17日 22:18 ]

花形冴美(右)を攻める小関桃

 世界ボクシング評議会(WBC)女子アトム級タイトルマッチ10回戦が17日、東京・後楽園ホールで行われ、チャンピオンの小関桃(青木)が、同級9位の花形冴美(花形)を3―0の判定で下し、日本女子単独最多となる9度目の防衛に成功した。日本のジムに所属する女子世界王者は5人で変わらない。

 30歳の小関はダウンこそ奪えなかったが、終始スピードで圧倒した。戦績は12戦11勝(3KO)1分け。28歳で世界初挑戦の花形は11戦7勝(3KO)3敗1分けとなった。6月に8度目の防衛を果たした小関は、世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王者の多田悦子(フュチュール)と防衛回数で並んでいた。

 ▼小関桃の話 夏からずっとスパーリングをして体力がついた。チャンピオンだから勝つことが第一だけど、もっとできるというのを見せたい。

 ◆小関 桃(こせき・もも)国内女子公認前の07年5月プロデビュー。08年8月にWBC女子アトム級王座を獲得した。左ボクサーファイター。戦績は12戦11勝(3KO)1分け。30歳。東京都出身。

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