渡部　３―０判定　４度目防衛「世界の入り口に」

東洋太平洋ウエルター級タイトルマッチ１２回戦 渡部あきのり　判定　プラウェート・シンワンチャー

（11月19日 後楽園ホール）
　渡部がＷＢＣ世界スーパーライト級１位を相手に判定３―０で４度目の防衛に成功した。

　５回に左ストレートを決めるなど格上相手に最大９点差をつける圧勝。絵里子夫人（３０）の「頑張って」という激励に、気合も十分だった。課題のスタミナも肉体強化を図り克服。世界１位の強打にさらされながら自身初となる１２回を戦い抜いた王者は「これで世界の入り口に立った。最高で最強のボクサーを目指します」と宣言していた。