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西岡「集大成になる」 米国でドネアと記者会見 心理戦のような一幕も

[ 2012年8月28日 10:54 ]

記者会見で対戦相手のノニト・ドネア(左)とポーズを取るWBCスーパーバンタム級名誉王者の西岡利晃

 世界ボクシング評議会(WBC)スーパーバンタム級名誉王者の西岡利晃(帝拳)が27日、米国で10月13日に対戦する世界ボクシング機構(WBO)と国際ボクシング連盟(IBF)の同級統一王者、ノニト・ドネア(フィリピン)とともにロサンゼルスで記者会見した。

 西岡は「楽しみしかない。集大成になる」と強い意欲を示した。

 36歳の西岡はラスベガスで7度目の防衛を果たした昨年10月以来の試合に向け「最高の状態に仕上げる」ときっぱり。4階級制覇の実績を持つ29歳のドネアは「俺の左フックか彼の強烈なストレートか。最強といわれる彼より強いことを証明する」と興奮気味だった。

 心理戦のような一幕もあった。ドーピング検査の実施をドネアが提案していることについて米記者に質問され、西岡は「テストを受けなければいけないならば、いくらでも受ける。何も不正なことはしていない」と答えた。(共同)

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2012年8月28日のニュース