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内山、V6戦へ再始動!早くも粟生戦に闘志満々

[ 2012年8月28日 06:00 ]

公開練習で佐々木トレーナー(左)を相手に激しいミット打ちを行う内山

 プロボクシングのWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志(32=ワタナベ)が27日、都内のジムで6度目の防衛戦に向けて本格的な練習を開始。WBC世界同級王者・粟生隆寛(28=帝拳)との王座統一戦に期待が集まる中、王者は「向こうもやる気なんで、対戦は決まるんじゃないですか。やるからには100%勝ちにいく」と意欲を見せた。

 陣営の渡辺均会長は「12月から1月初旬までには6度目の防衛戦を行って、5月ぐらいに粟生戦を」と青写真を描く。指名試合となる次戦は、1位ブライアン・バスケス(25=コスタリカ)との対戦が濃厚。内山も「29戦全勝の相手。最強挑戦者だと思って練習を積む」と気合十分で、この日は切れのあるミット打ちなどを披露。前戦でカットした右目上は順調に回復しており、10月中旬ごろからスパーリングを開始する予定だ。

 親交のある村田諒太(26=東洋大職)がロンドン五輪で金メダルを獲得したことも刺激になっている。「自分も金メダルに劣らない試合をしていかないと」と粟生戦まで突き進む覚悟だ。

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