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村田、引退の意思変わらず…指導者へ既に青写真

[ 2012年8月28日 06:00 ]

母校の市立伏見中で生徒や地元住民らに祝福される、ロンドン五輪ボクシング金メダリストの村田

 ロンドン五輪ボクシングミドル級で金メダルを獲得した村田諒太(26=東洋大職)が27日、母校・奈良市立伏見中で行われた奈良市民栄誉賞の受賞式に出席した。26日の国体予選近畿ブロック大会を終えた後に現役引退を表明。最終決定は東洋大と相談してからと前置きした上で「少しインターバルが欲しい。それがずっとになるかもしれない」とグローブを置く気持ちに変わりがないことを明かした。

 今後は指導者を目指すが、既に青写真は出来上がっており「細かいことを言っても仕方ない。レールを外れた時にアドバイスをすれば。僕も温かく見守ってもらえたから今がある」と話した。「オリンピックの金メダルだろうがプロの世界チャンピオンだろうが県大会優勝だろうが、その子が満足できる結果があればいい。その手助けをしたい」と熱い気持ちをのぞかせた。

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2012年8月28日のニュース