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統一王座へ 井岡「白黒つけるにはKO」八重樫「狙っていない」

[ 2012年6月18日 17:24 ]

ミニマム級王座統一戦の調印式でポーズをとる、WBC王者の井岡一翔(左)とWBA王者の八重樫東

 世界ボクシング評議会(WBC)世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級王座統一戦(20日・ボディメーカーコロシアム)の調印式と記者会見が18日、大阪市内で行われ、WBC王者の井岡一翔(井岡)とWBA王者の八重樫東(大橋)が日本人初の両団体統一王座へ向けて抱負を述べた。

 井岡は「強くなった姿を見せて、“勝つ”という結果を残す。結果がすべて」と勝利への執念をのぞかせた。八重樫は「とても大きな舞台で、望んでいた試合なので楽しみ。勇気や元気を与えられる試合がしたい」とリラックスしていた。

 また、KO決着について井岡は「白黒はっきり決着つけるにはKOが必要なので狙っている」と話したのに対し、八重樫は「どちらかというと狙っていない」とこだわりを見せなかった。

 両陣営はそれぞれ好調をアピール。井岡陣営の井岡弘樹会長は「(これまでで)一番順調に仕上がった」と自信を見せ、八重樫陣営の大橋秀行会長は「非常に調子が良くて、百パーセントいい試合ができると保証する」と強気だった。

 試合では、両者が黒のグローブを着用。引き分けの場合は、両王者がそれぞれのタイトル防衛となる。

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2012年6月18日のニュース