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粟生ダブル世界戦のメーンに「テンション上がる」

[ 2011年11月5日 06:00 ]

WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦

(11月5日 東京・代々木第2体育館)
 2度目の防衛戦を迎えるWBC世界スーパーフェザー級王者・粟生隆寛(27=帝拳)は山中慎介(29=帝拳)の試合が王座決定戦となり「ダブルになってテンションが上がります」と、減量で鋭くなった目をぎらつかせた。世界戦初のメーンが決定した時から「ついに来たって感じです」と喜んでいただけにダブル世界戦となり、さらに注目度を増す興行となってうれしさも倍増だ。

 「攻防一体」をテーマに掲げ「KOは流れの中から生まれると思う。誰もが納得する形で圧倒したい」と、力まず進化したボクシングを披露することを宣言。調印式では目の前にあるベルトを見つめ「緑のベルトはまた僕のところに帰ってきます」と余裕の表情。調印式後には“断髪式”と題してジャージー姿のまま東京・原宿の美容室へ。サッパリした王者は、5日の計量もクリアして気持ちを集中させる。

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2011年11月5日のニュース