×

35歳米沢「気持ちで」挑戦!11・3東日本新人王

[ 2011年10月15日 06:00 ]

東日本新人王決定戦

(11月3日 後楽園ホール)
 プロボクシングの第68回東日本新人王決勝戦(11月3日、東京・後楽園ホール)に出場する22選手が14日、東京都文京区で会見した。

 決戦を前に若武者たちが闘志をみなぎらせる中、ミドル級の頂点を目指す大会最年長、35歳の米沢重隆(通算3勝3敗1分け)は「周りのサポートに感謝しているので結果で恩返しをしたい。全てを出し切る」と決意を語った。

 高校、大学とレスリング部に所属。青学大3年時には全日本選抜大会3位の成績を収めた。大学卒業後は総合格闘技のジムに通い「打撃を磨きたい」との向上心から30歳で青木ジムに入門。「デビューは考えていなかったけど、会長やトレーナーの勧めもあって」32歳でプロテストを受験し一発で合格した。

 対戦相手の佐々木左之介(24=ワタナベ)から「35のおっさんには負けたくない」と挑発を受けたが「おっさんには間違いない。あすにはどうなるか分からない体。ここまできたら気持ちしかない」と完全燃焼を誓った。

続きを表示

2011年10月15日のニュース