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井岡 減量苦も 「与えられた試合を勝つだけ」

[ 2011年8月11日 12:10 ]

ボクシングWBCミニマム級の初防衛に成功し、チャンピオンベルトを見せる井岡一翔

 世界ボクシング評議会(WBC)ミニマム級チャンピオンの井岡一翔(井岡)が初防衛に成功した一戦から一夜明けた11日、東京都内で記者会見して「少しほっとした。早く(地元)大阪に戻りたい」と安堵の笑みを浮かべた。

 本来のライトフライ級より軽いミニマム級のため減量苦を抱えるが、父でトレーナーの一法氏は次も防衛戦を行う考えを明かした。井岡は複数階級制覇への意欲も示しつつ「早くまた練習を再開して向上心を持ってやりたい。与えられた試合を勝つだけ」と話した。

 パンチを受けた右目上は大きく腫れていたが、同級1位のフアン・エルナンデス(メキシコ)を大差の判定で退ける快勝。「プレッシャーもあって初防衛は難しいと身に染みたし、勝ちたいという気持ちを積み重ねることが大事だと思った」と振り返った。

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2011年8月11日のニュース