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涙止まらず…サルガド得意の左で世界獲った

[ 2009年10月11日 06:00 ]

王者ホルヘ・リナレス(右)からダウンを奪うファン・カルロス・サルガド

 【WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ】王者・リナレスを倒したファン・カルロス・サルガドは、控室でも泣き続けた。「偉大な王者を一発で倒せるなんて思っていなかった」。

 試合前から「戦争」という表現で激戦を覚悟してきた。海抜4000メートルの高地で4週間の合宿をしたのは、フルラウンド戦うためだった。「自然に出た」という左フックは、過去に15KOを重ねた得意パンチ。無敗のまま無敗の王者をつまずかせたサルガドは「彼は先のことを考え過ぎたのだろう」と皮肉も忘れなかった。

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2009年10月11日のニュース