相手決まらず…石井8・2デビューは消滅
戦極入りが決まった北京五輪柔道男子100キロ超級金メダリスト・石井慧(22)の第九陣(8月2日、さいたまスーパーアリーナ)でのデビューは事実上なくなった。24日に都内で開いた同大会の追加カード発表会見に出席した、ワールドビクトリーロードの國保尊弘取締役が「8・2は厳しい。可能性はちょっと薄い」と明らかにした。
当初は早い段階でのデビューに向けて調整を進めてきたが、25日に負傷していた頸椎(けいつい)ヘルニアの手術を受けることに加え、対戦相手の調整が遅れているため先送りする方針だ。石井のデビュー戦に関して同取締役は「9月の第十陣(さいたまコミュニティアリーナ)はキャパシティーが少ない(7000人収容)ので、その次の11月か年明けを考えています」と話し、11月7日の第十一陣(両国国技館)以降になる可能性を示唆した。
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