よろめきロープに崩れ落ちた38歳・辰吉
タオル舞った!辰吉TKO負けも「現役続行」
【辰吉丈一郎TKO負け】場内には「不死鳥 辰吉丈一郎」の横断幕が掲げられ、試合中は絶え間なく辰吉コールが響き渡った。しかし見せ場をつくることもできないまま、7回TKO負け。辰吉はうなだれた。
序盤から劣勢。3回は左フックを浴び、よろめきながらロープに崩れ落ちた。4回に入り、左ジャブを中心に立て直しを図るも、巻き返せずに7回にタオルが舞った。「タオルを投げさせる場面をつくった自分に非がある」とつぶやいた。
2カ月後には39歳になる。世界王者だった時代は10年以上昔の話で、試合に向けたスパーリングでは4回戦の選手に打ち込まれる場面もあった。限界は明らかだが「ゆっくりは休めんよ。この次もある。また一からやり直しや」と再起を明言した。(共同)
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