阪神 好相性「TORACO DAY」でまさか 今季39戦目で初零敗 新たな天敵・栗林に藤川監督も脱帽

[ 2026年5月16日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神0─2広島 ( 2026年5月15日    甲子園 )

<神・広(6)>喜ぶ広島ナインを横目に、整列に向かう藤川監督(左)(撮影・亀井 直樹)
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 ついに止まった。藤川阪神が、今季39試合目で初の零敗を喫した。4月5日、26日に続く3度目の対戦となった先発・栗林に、初回2死一塁から大山が放った右前打のみに抑えられ、今季最少1安打でシャットアウトを食らった。

 「やっぱり、栗林投手は素晴らしい。カウントを取るボールもいくつか持っているし、勝負球もいくつか持っている。現状の数字通り、素晴らしかった」

 新たな天敵の出現に、藤川監督も脱帽だ。5日が8イニングで5安打1得点、26日が7イニングで2安打1得点、この夜が9イニングで1安打のみと、3戦計24イニングでわずか8安打2得点に封じられている。チャンスらしいチャンスは初回2死一、三塁と9回1死二塁のみ。“ヨーイドン”で先手を打てていれば、流れは虎に傾いたはずだったが、3戦連続で5番に座った中野が中飛。一発出れば同点の9回も、森下と佐藤輝が凡退した。

 森下は「(栗林は)良かったです。いつも通り良かったです。切り替えてやっていきます」。4打数無安打で打率は・296に。4打数3安打で滑り出した3月27日の開幕・巨人戦から継続してきた「打率3割」をついに下回った。

 大山も「そこ(栗林の完封)は悔しかったので、また明日(16日)しっかり頑張る」と唇をかんだ。主砲は守備でも痛恨の拙守。6回先頭・大盛の一塁線のゴロを後逸して二進させ、小園の適時打で2点目を奪われた。試合後は淡々と反省の弁を並べた4番。反撃の快音を、きょうこそ響かせる覚悟でいる。

 恒例「TORACO DAY」初戦は屈辱の夜となり、同イベント開催時の連勝も5で止まった。さらに昨季から続いていた甲子園での広島戦の連勝も4でストップ。これで金曜日は3連敗だ。それでも四方八方から飛ぶ黄色い声援を力に、猛虎が逆襲へと牙をむく。(八木 勇磨)

 ○…阪神打線は大山の1安打に抑えられ、今季初の零敗。開幕戦からの連続試合得点は38で止まった。38試合は、球団では1986年の68試合に次いで2番目に長い記録だった。チーム1安打以下は、24年5月24日の巨人戦(甲子園)で戸郷にノーヒットノーランを許して以来。広島戦に限ると、1996年6月23日(富山)に久慈照嘉の二塁打のみで山崎健に完封されて以来30年ぶり。

 ▽TORACO DAY 阪神が14年から実施している、タイガースを応援する女性=「TORACO(トラコ)」のためのイベント。近年では主に5月の甲子園で開催。昨年に続きファームでも5月22日からのオリックス3連戦(SGL)で開催される。甲子園での開催期間中は来場者に特別ユニホーム、バッグのプレゼントがあるほか、限定アイテム、選手コラボグルメが販売される。

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