阪神・中野拓夢 神生還×2で勝利呼んだ 森下の二塁打で一塁から激走ホーム「すごく大事になる」好判断も

[ 2026年4月19日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神4―3中日 ( 2026年4月18日    甲子園 )

<神・中(5)>7回、森下の適時打で生還する中野(撮影・岸 良祐)
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 中野の足が、勝利を大きくたぐり寄せた。森下が放った3回の先制打と7回の同点打で、いずれも一塁走者だった背番号7が一気に本塁へ生還。森下はお立ち台で「本当に(中野)拓夢さんが一塁から良い走塁をしてくれた」と感謝した。21年の盗塁王。快足だけではない匠(たくみ)の技が、2度の長駆生還に詰まっていた。

 死球で出塁した3回2死一塁の場面では、事前に一塁ベース上で外野手の守備位置を確認。左翼手・細川が左中間寄りに陣取っていたのを見逃さなかった。「レフト線に飛んだ瞬間、絶対にホームまで還るという思いで走りました」。森下の打球が歓声とともに左翼線を転がる。もたつくクッション処理を見て、さらに加速した。最後はスライディングの必要もなく、悠々とホームへ帰還した。

 2―3の7回は1死から右前打で出塁。右中間への打球に判断良くスタートを切ると、ヘッドスライディングで一気に本塁を陥れた。「今後もああいう長打で一塁からホームへというのはすごく大事になる。もっと詰めてやっていきたい」とうなずく。

 猛虎の強みを体現した走りに加え、打っては10試合連続安打。武器の足が生きるのも、バットで結果を残しているからこそだ。「何とかクリーンアップの前に、走者が出た状態で回したい。その意識はすごくある」。卓越した出塁力、走力を持つ職人は、これからも虎不動のクリーンアップを「打」と「走」で支えていく。 (松本 航亮)

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