投手専念の大谷翔平が6回1失点10Kで2勝目!連続イニング自責点0の新記録も樹立 ドジャース3連勝

[ 2026年4月16日 13:47 ]

ナ・リーグ   ドジャース8-2メッツ ( 2026年4月15日    ロサンゼルス )

<ドジャース・メッツ>6回、ビシェットを空振り三振にしとめる大谷(撮影・沢田 明徳)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日)、本拠でのメッツ戦に先発。6回2安打1失点、毎回の2桁10三振を奪って試合をつくり、今季2勝目を挙げた。チームもスイープに成功し、3連勝を飾った。

 初回、前日に山本由伸から先頭打者本塁打を放っているリンドアを98マイル(約157・7キロ)の直球で空振り三振に仕留めると波に乗った。次打者・ロベルトを中直、バティも一ゴロに封じ3者凡退に封じた。

 3回1死からメレンデスに左中間を破る二塁打を浴びて初めて走者を背負ったが、ファムを空振り三振に仕留めると、リンドアにはファウルで粘られながらもフルカウントからの11球目、外角99・6マイル(約160・2キロ)の直球で空振り三振。リンドアが思わず苦笑いすると、大谷もニヤリと笑ってベンチに戻った。

 4回も相手打線を3者凡退に封じ、昨年8月27日から32回2/3イニング連続自責点0となり、岩隈久志(マリナーズ)と自身が持っていたメジャー日本人先発投手の最長記録、31回2/3イニング連続自責点0を上回り新記録を打ち立てた。また、MLBの現役投手としても最長記録となった。

 2点リードの5回は2四球で1死一、二塁のピンチを背負うと、メレンデスに1ストライクからの2球目、外角スプリットを弾き返され、右越え二塁打で失点。“連続イニング自責点ゼロ”がついに止まったが、ここでギアを上げた。1死二、三塁のピンチでファムにこの試合、初めて100マイルを超える直球で押し、3球三振。さらに次打者・リンドアも今季自己最速となる100・4マイル(約161・6キロ)の直球で左直に打ち取り、リードを死守。最後は100マイル超を4球続けてリミッターを解除し、マウンド上で10回手を叩いて喜んだ。

 最終回となった6回はロベルト、バティを2者連続空振り三振に仕留めると、ビシェットも直球、スイーパーで追い込み3球目、スプリットを低めに落としてバットに空を切らせ、3者連続三振。何度も大きくうなずきながらベンチに戻った。

 2桁奪三振は2度目の右肘手術から復帰後は初めてで、エンゼルス時代の23年6月27日のホワイトソックス戦で10奪三振して以来となった。

  大谷は投手として今季2試合に登板し、1勝0敗。計12回を投げ、自責0で防御率0・00。前回8日(同9日)のブルージェイズ戦は3回に四球の後の捕逸から傷口が広がり、適時打を浴びて連続イニング無失点は24回2/3で止まったが、昨年8月27日から続く“連続イニング自責点ゼロ”は継続し、28回2/3でこの試合を迎えていた。

 この日は打者としては出場せず投手に専念。投手のみの出場はエンゼルス時代の2021年5月28日(同29日)のアスレチックス戦以来1783日ぶりで、ロバーツ監督は試合前に投手専念の理由について「数日前に肩甲骨、つまり右肩後ろ付近に死球を受けており、まだ多少の痛みがある」と今カード初戦の13日(同14日)に右肩に受けた死球が影響していると説明した。

 打線も2回にキム・ヘソンが今季1号となる先制2ランを放つと、6回にはT・ヘルナンデスに4号ソロが飛び出した。8回には投手に専念した大谷に代わってDHで出場したラッシングが満塁本塁打を放つと、タッカーにも2号ソロが飛び出し、一発攻勢で援護。救援陣も7回以降、リードを守り抜き、ドジャースはメッツとのカード3連戦3連勝とスイープに成功。大谷は2勝目をつかんだ。

 また、この日は1947年4月15日に初の黒人選手としてデビューしたロビンソンの功績を称える「ジャッキー・ロビンソンデー」で、全球団の選手が背番号「42」を着用してプレー。同日の登板は初めてとなった大谷も背番号「42」のユニホームでマウンドから腕を振った。

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