ソフトバンク 近藤健介が日本シリーズで復帰濃厚 小久保監督「振れているから」

[ 2025年10月22日 06:00 ]

ソフトバンクの近藤健介
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 左脇腹痛で離脱中のソフトバンク近藤健介外野手(32)が、25日からの日本シリーズで復帰することが21日、濃厚となった。この日は休養日できょう22日には筑後ファームでシート打撃を行い、仕上げを行う予定。小久保裕紀監督(54)は2020年以来の日本一がかかる舞台に「DH、代打」で起用する方針を明かした。みずほペイペイドームに阪神を迎え撃つ1、2戦はスタメン起用もありそうだ。

 天才・近藤が日本一決戦に間に合った。チームにとってはこれ以上ない朗報だ。小久保監督が見通しを語った。

 「ライブBPができるまでには回復した。どこで(調整)するかやね。こっち(1軍)に来るかも。守備は無理も、DHと代打なら。振れているから」

 この日は休養日だったが、きょう22日には筑後ファーム施設でシート打撃を行い、最終の仕上げ段階に入る。順調に調整を重ねれば本拠地での1、2戦はDH起用、28日からの甲子園での3試合は代打の切り札となる公算が高い。

 今季はケガに苦しんだ。レギュラーシーズン75試合、打率・301、10本塁打、41打点。移籍した23年は本塁打、打点の2冠、昨季は首位打者とMVPに輝いた男がノンタイトルに終わった。4月の腰の手術に始まり、交流戦では左かかと痛、秋には左脇腹痛が襲った。9月26日の楽天戦で左脇腹に痛みを訴え、同28日には出場選手登録抹消。首脳陣はCSファイナルSでの復帰を早々に見送り、日本シリーズの復帰を計画してきた。

 思えば昨季DeNAとの日本シリーズも右足首捻挫の痛みを抱えながら戦い抜いた。DHでのスタメン3試合を含む5試合に出場し、打率・385、1打点。それでも、惜しくも日本一を逃した。

 20日には筑後で屋外フリー打撃を行い「フルスイングまではいかないが、試合に臨める強度にはなってきています。(左脇腹は)気になるところはありますけど、痛くはない」と手応えを語っていた。日本シリーズの出場については「監督の判断」と前置きをした上で「そこまでもっていけるようにリハビリをしています」と明るい表情で話していた。

 タイに持ち込まれたCSファイナルS第5戦の試合後には、栗原を通じて「なんとか突破してくれ」とチームにエールを送った。それに仲間が応え、用意された舞台。雪辱を果たす時がきた。近藤が復帰し、打線はほぼ完全体となる。20年以来5年ぶりの日本一へ役者はそろった。 (井上 満夫)

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