有藤通世氏 ソフトバンク・モイネロ 好調レイエスとの勝負避けずK斬り

[ 2025年10月21日 05:30 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第6戦   ソフトバンク2―1日本ハム ( 2025年10月20日    みずほペイペイD )

<ソ・日> 4回、レイエスを空振り三振に斬って哮えるモイネロ(撮影・須田 麻祐子)
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 【有藤通世 視点】3連敗で追い込まれていたソフトバンクは、最後にモイネロが残っていた。絶好調のレイエスとの対決。第5戦は勝負を避けて3四球を与えたが、初回の第1打席でモイネロは初球、151キロ直球で空振りを奪った。俺が抑える。そう宣言するような一球だった。

 同時にクレバーさも併せ持つ。初回は打者3人に全て初球は直球から入ったが、2回先頭の郡司に150キロを二塁打されると配球を切り替える。続く清宮幸から6人連続で初球は変化球。大事に、丁寧に、慎重に。前日まで3戦22得点だった相手を見事に封じた。

 打線では14打数無安打だった今季首位打者の牧原大が3、5回に安打。その2本がいずれも得点に絡んだ。3回1死一塁では達に3球フォークを続けられて追い込まれるも、4球目の153キロ直球を左前に運んだ。日本ハムバッテリーは、フォークにタイミングが合っていなかっただけに徹底して落ちる球で攻めても良かった。愚直に直球を待った牧原大に軍配が上がった。

 最後はソフトバンクが王者の意地を見せたが、日本ハムも達、福島ら若手投手が奮闘して見事な戦いぶりだった。来季も両チームの争いが楽しみだ。(スポニチ本紙評論家)

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