ドジャース・大谷が伝えたかった“裏方”への感謝 二刀流調整「支えられている日々が続いている」

[ 2025年9月27日 01:32 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―0Dバックス ( 2025年9月25日    フェニックス )

シャンパンファイトでヘッドスライディングをするアイアトン通訳(中央)。大谷は“裏方”のサポートに感謝
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 【ヤナギタイムズ】日本ハム時代の13年12月からドジャース・大谷を本格取材し、TBS系情報番組「ひるおび」「ゴゴスマ」などに随時出演するスポニチ本紙MLB担当・柳原直之記者の連載コラム「ヤナギタイムズ」。地区4連覇を果たした大谷の“感謝の声”に迫った。

 昨季は地区優勝からワールドシリーズ(WS)制覇まで、4度のシャンパンファイトを取材した。私はその全てで使用したずぶ濡れ対策のレインコートを今回も持参し、大谷ら選手の声を集めた。

 中盤に行われた大谷の囲み取材。報道陣がごった返す中で“奇跡的”に真横を確保でき「今年は4月に長女が誕生して家族としても喜ばしい優勝になった。家族や周囲への感謝については?」と質問。すると、大谷は柔和な表情を浮かべた。

 「球場以外の面でもいろんな人に支えてもらっているので感謝したい。球場の中もフィールド以外のところでも、本当にいろいろなところで支えられている日々が続いている。まだもう少しだけど、そういう裏方の人たちと一緒に頑張りたい」

 真美子夫人、生後5カ月の愛娘、愛犬デコピンへの思いを聞きたいと思っていたが、答えを聞いて反省した。言わないのは照れくささがあるとはいえ、家族への感謝の気持ちがあるのは当然のこと。プライベートと野球は完全に切り離したいと思っているからだ。

 それより、大谷は普段はクローズアップされない“裏方”に感謝を伝えたかった。メジャーで最も注目され、二刀流調整で多忙で、メディア対応やファンサービスの時間も限られ、孤独になりやすい。そんな大谷を支えたのが“裏方”だった。

 タブレット端末でデータを見ながら練習もサポートするウィル・アイアトン通訳、治療を担当する中島陽介アシスタントアスレチックトレーナー、大谷の取材の仕切りを担当するフアン・ドラド広報ら、ファイト中にシャンパンの“水たまり”にダイブしていた裏方のサポートなくして、大谷が集中して野球に取り組めなかったことは容易に想像できる。

 今年は、昨年は戦う必要がなかったWCSからのスタート。果たして“吉兆のレインコート”となるか。WCS、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、WS…歓喜に沸くシャンパンファイトを残り4回、見てみたい。

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