巨人・リチャード 得意の夏に思い出のマツダで移籍後初V撃「打った僕もびっくりしました」

[ 2025年7月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―1広島 ( 2025年7月26日    マツダ )

<広・巨>7回、勝ち越しの適時二塁打を放つリチャード(撮影・平嶋 理子)
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 得意の夏に、特別な地で輝いた。巨人・リチャードが1―1の7回1死一塁から右翼フェンス直撃の勝ち越し二塁打を放った。移籍後初の決勝打に「打った僕もびっくりしました」。ヒーローインタビューでは敵地に駆け付けた巨人ファンから笑いまでとった。

 マツダがまた忘れられない球場となった。5月12日にソフトバンクからのトレード移籍が発表され、翌13日、1軍に合流したのが同球場だった。「7番・三塁」で出場し、移籍後初アーチを架けた。試合には敗れたが、チームにもファンにも大きなインパクトを残した。

 合流初日は緊張と重圧から「知らない間に凄く汗をかいていて…」と宿舎に帰ると激しい頭痛が襲ってきた。「高校生以来の熱中症でしたね。体は強い方なのでマジでびっくりしました」と、歓迎会を計画していた仲間からの誘いを断るほど重症だった。

 夏前は毎年調子を落とし、バットを抱きながら涙する日々を過ごしてきた。「夏が早く来いって願ってました」と、待ちわびた季節にチームの勝利に貢献。「苦しかった時期もあったが、これから取り返します」と最後まで上機嫌だった。

 決勝打はソフトバンク時代の21年以来、通算5度目。チームは昨季と同じ7戦目にしてマツダで初勝利を挙げた。借金を1まで減らして2位に浮上。首位・阪神とは10ゲーム差だが「優勝に向けて誰も諦めていない。必死です」とリチャード。反撃の後半戦は、この男がやってくれる。(村井 樹)

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