ナ・リーグの優勝候補チームで守備評価が低いのはフィリーズとドジャース…高いのはカブスとブルワーズ

[ 2025年7月22日 09:22 ]

ドジャース・ベッツ(AP)
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 米データサイト「ファングラフス」が21日、優勝を狙うチームの中で守備が苦手なチームについて特集している。「Defensive Runs Saved」(DRS=守備で防いだ失点数)、スタットキャストの「Fielding Run Value」(守備によって何点分防いだかまたは許したか)、そしてファングラフス独自の捕手のフレーミング指標などからはじき出している。

 それによると、守備が特に良くないのはロッキーズ、エンゼルス、ナショナルズ、オリオールズの順だが、これらのチームは負けが込み、優勝を狙っているチームではない。ナ・リーグの優勝を狙うチームではフィリーズ、ドジャース、パドレスだ。

 フィリーズは外野が良くない。ニック・カステヤノスの右翼守備は悲惨で、メジャーワーストかもしれない。中堅のブランドン・マーシュも低評価、カイル・シュワバーも左翼でわずか50イニングの出場ながら足を引っ張っている。内野では、ブライス・ハーパーの一塁守備が今年は急落。捕手J.T.リアルミュートのフレーミングもやや弱点になっている。

 ドジャースは捕手ウィル・スミスが打撃好調だが、フレーミングが苦手でメジャー最下位だ。ムーキー・ベッツの遊撃守備は、打撃不振の中でも高く評価されているが、他のポジションには不安がある。一塁のフレディ・フリーマンはDRSでマイナス評価だし、テオスカー・ヘルナンデスは右翼で非常に良くない評価。5月には鼠径(そけい)部の張りで13日間負傷者リスト(IL)入りし、7月5日にはファウルを足に当て、満身創痍(い)の状態だ。他のケガ人の影響で、休めない事情もある。左翼のマイケル・コンフォートは攻守ともに苦戦している。もしドジャースが外野手を補強するなら、右翼を守れる選手の獲得によってT・ヘルナンデスを左翼へ回す形が負担軽減につながる。

 パドレスは最大の問題点は捕手。エリアス・ディアスとマーティン・マルドナドは全ての守備指標でマイナス評価だ。攻撃面でも両者はメジャー最下位クラスで、このポジションの補強は明らかに必要。その他の守備もルイス・アラエスは一塁で“DH級”の守備である。二塁も不安定だ。一方で、守備の評価が高いナ・リーグの優勝候補チームはカブスとブルワーズの2球団である。

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