【高校野球】畝傍が5点差を逆転し準々決勝進出 3回途中KOのエース木村「次は悔しさを晴らせるように」

[ 2025年7月22日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権奈良大会3回戦   畝傍10-6高田 ( 2025年7月21日    さとやくスタジアム )

<高田・畝傍> 試合に勝利し、あいさつに向かう畝傍ナイン (撮影・後藤 大輝)
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 畝傍(うねび)が最大5点差を逆転して準々決勝進出を果たした。

 エース右腕の木村昌哉(3年)が2回1/3を5安打、5失点(自責2)と打ち込まれ、3回終了時点で0―5。それでも打線が粘り強く反撃し、逆転勝利を収めた。木村は再び投げる機会をもらえたことに感謝し、雪辱を誓った。

 「これで終わっていたら、ほんまに悔しかった。次にこの悔しさを晴らせるようにします」

 今春の奈良大会3回戦では昨夏の代表校・智弁学園を相手に被安打4で完投し、8―1で7回コールド勝ちしていた。絶好調だった当時を「すごく調子がよかったし、コントロールも変化球のキレもあった」というが、この日は調子がよくないことを自覚していたからこそ、試合前に後輩の高岸彰良(2年)に「今日は早く潰れるかもしれんから、早く準備しておいて」と伝えていた。

 3回途中から救援した高岸は期待に応えた。

 「初回から準備していたんで、しっかり投げることできました。ピンチを招いた場面が多かったんですけど、先輩方がバックでしっかり守ってもらったおかげです」

 4回にソロ本塁打を浴びたが、失点はこの1点だけ。5回以降はゼロを並べて打線の援護を待った。

 序盤を終えて5点を追う展開は練習試合でもあまりなかっただけに、捕手で4番打者の山本卓和(たくか=3年)は「さすがに、ちょっと焦りました」と苦笑いで振り返る。4回先頭で左前打を放ち反撃の起点となると、4―6の7回1死満塁ではカーブを捉え、ワンバウンドで中堅フェンスを超える同点のエンタイトル二塁打を放った。

 「自分が決めてやろうと思っていたんで、どんなボールが来ても打ったろうと。結果的に打てたっていうのが非常に嬉しかった」

 打者一巡の猛攻で5点を挙げて逆転に成功すると、8回にも2点を挙げてリードを広げた。

 畝傍は県内で奈良、郡山とともに公立御三家と称される進学校。木村は「野球は高校までで終わるつもりです。勉強は野球が終わってから。今は後悔が残らないように野球に集中したい」と話す。準々決勝は奈良大付と奈良高専の勝者と対戦する

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