「準備はできてる」「もう投げさせてくれ」ドジャース監督が明かす大谷の発言 にじみ出る復帰への強い思い

[ 2025年6月17日 09:14 ]

ドジャース・大谷翔平
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 ドジャースデーブ・ロバーツ監督が16日(日本時間17日)、本拠でのパドレス戦の試合前にメディア取材に対応。この試合で663日ぶりに投手として復帰する大谷翔平投手(30)に言及した。

 指揮官は大谷が二刀流としていよいよ帰って来ることに「すごくワクワク。みんなが楽しみにしている瞬間です。彼は準備万端で、自信を持っていて、体の状態も良く、強さも感じていて、メジャーの試合で投げる準備ができています。今夜、どれだけ投げるかは分かりませんが、クラブハウスの誰もが、ファンも、メディアも、この瞬間を待っていた」と首脳陣、選手をはじめファンだけでなくすべての人が心待ちにしている瞬間だと胸を弾ませた。

 復帰マウンドは短いイニングが予想されるが「投球数や1イニングを終えた後の体調、投げているときの様子」で判断するとし「彼が最後にマウンドに立ってからしばらく経っているので、ドジャースにとっても未知の領域。なので、柔軟に対応するつもり。制球力、投球フォーム、ストレスのかかり具合、動作の再現性などを注視する」と交代のタイミングは慎重に判断するとした。

 大舞台になればなるほど驚異的な活躍を見せる大谷について「彼は大舞台で力を発揮する。今夜は彼自身が望んだ登板でもあり、パドレスという同地区ライバル相手です。初登板の相手にこのカードを選んだこと自体が、彼の勝負に対する姿勢を物語っています」と歓迎した。

 そして、復帰に関しては「“もう準備はできてる。他に何が必要なんだ?”という感じでしたね」と大谷本人からも強いアピールがあったとし「普通の投手のように段階的に調整を進めるやり方をしても1、2イニングなら“もうすでにそれはやった”と。だから“もう投げさせてくれ”と。彼の言葉を聞いて、信じることが大切」と大谷本人の言葉を信じたと明かした。

 その上で「選手というのは常に“もっとやりたい”と思うもの。でも我々としては、“物足りない”と思わせるくらいで終わらせたい。その方が次につながるし、今のプロセスにぴったり合っている。彼の健康が最優先です。今後も慎重に進める」と無理はさせないと強調した。

 また、投手復帰戦もこれまで同様、「1番」で打線に入ったが「(下位打線も)考えましたし、本人にも確認しましたが“まったく問題ない”と言っていました。エンゼルス時代の二刀流でも先頭打者を務めたことがあったので、特に影響はないでしょう」とし「マウンドに上がってベンチに戻って、素早く打席に備えることも本人は慣れているようです」とした。

 そして、改めて二刀流として復帰する大谷に「彼は“世界最高の選手”です。それは誰もが認めています。高校や大学で二刀流はいても、メジャーのこのレベルでそれを成し遂げるのは別次元」とし「我々は野球ファンでもあるので、そんな選手がチームにいるというのは信じられないし、ワクワクします。才能も、フィジカルも、精神的にも、全てにおいて特別な存在です。いわゆる“ユニコーン”ですね」と期待を寄せた。

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