大野豊氏 初回は気負いや力みが目立った広島・森 2回以降は本来の投球を見せたが…

[ 2025年6月1日 21:47 ]

セ・リーグ   広島0―8阪神 ( 2025年6月1日    マツダスタジアム )

<広・神>広島先発の森(撮影・北條 貴史)
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 【大野豊 視点】森は脱力投法を覚えて良さを発揮していたのに、登板間隔が空いて勝ちが付いていないからか、初回は気負いや力みが目立った。真っすぐ主体で球速も出ていたが、バラついて制球できない。森下の被弾が痛いとはいえ、先頭・近本に与えたストレートの四球がケチのつき始めだった。

 2回以降は彼本来の投球で良い流れをつくったものの、今の打線の状態からすれば初回の2失点はこたえる。阪神・伊原に対してどんな指示があったのか分からないが、大竹と同様に全く攻略できておらず、3本の安打を含めて捉えた打球はほとんどなかった。

 確かに、うまい投球をする。独特のフォームからタイミングをズラしながら。それにしても、先発としては既に3度目の対戦。チームとしてどう攻略していくか、姿勢が見えなかったのは残念だ。

 先発投手には序盤の失点を避けてもらいたいところだが、立て直して以降を粘っても、なかなか得点できないのが現状。打線が低調な期間も長すぎる。どう克服していくか、チームとして考えないといけないと感じる。 (スポニチ本紙評論家) 

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