オリックス・広岡 「アドレナリンが出過ぎて記憶が飛んでいます」プロ10年目で初の満塁弾がV弾

[ 2025年5月15日 05:00 ]

パ・リーグ   オリックス9-5日本ハム ( 2025年5月14日    エスコンF )

<日・オ(11)>8回、逆転満塁弾を放つ広岡(撮影・高橋 茂夫)
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 オリックス・広岡が、大仕事をやってのけた。8回に1点差に迫り、なおも2死満塁で打席へ。3ボール1ストライクとなり、腹を決めた。「一番良いボールがくる。フォークは仕方ない、ぐらい(の気持ち)で」。直球一本に絞り、斎藤の159キロにバットを一閃(いっせん)した打球は、圧巻の放物線を描いて左翼スタンドに吸い込まれた。

 「あまり覚えていないです。アドレナリンが出過ぎて、記憶が飛んでいます」

 狂喜乱舞の三塁ベンチで手荒い祝福を受け、いつもはクールな男が顔をほころばせた。エース宮城が3点リードを追いつかれ、7回には古田島がレイエスに勝ち越し2ランを被弾。敵地エスコンフィールドでの重苦しい雰囲気を、プロ10年目で初のグランドスラムで振り払ってみせた。

 開幕当初は内外野の守備固めがメインで、規定打席には未到達ながらここまで打率・333と奮闘。宗、西野の2軍降格もあり、8試合連続で三塁で先発出場となった移籍3年目の28歳は「このチャンスを逃したくない?」との問いに「それはありますね」と目をぎらつかせた。岸田監督も「練習でもいろんな準備をして臨んでいる。それがやっぱり結果につながっている」と賛辞を惜しまない。

 日本ハム戦では今季22打数9安打で打率・409と相性の良さを発揮し、今季ワーストに並ぶ3連敗を阻止。首位との直接対決第2ラウンドを制し、再び1ゲーム差に迫った。「明日(15日)が本当に大事だと思うので」。今年の「オリメン投票」で1位に選出された爽やかイケメンが、プレーでも最高の輝きを放った。 (阪井 日向)

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