思わず見とれる阪神・茨木の美フォーム ポテンシャルが開花した時に見せる「進化形」が待ち遠しい

[ 2025年2月17日 08:00 ]

練習試合   阪神0ー11広島 ( 2025年2月16日    宜野座 )

2番手で力投する茨木
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 【畑野理之の談々畑】きれいな投球フォームだなあと改めて見とれた。阪神の茨木秀俊投手が16日の広島戦に0―2の3回から登板。1イニング目に先頭の山足達也にボール先行から左前打されるなど3安打で1失点したが、1死一、三塁から末包昇大を二ゴロ併殺で最少失点に切り抜けると、4回は3者凡退。2回を1失点にまとめた。

 右の本格派。1メートル82のスラリとした体型で、ワインドアップで振りかぶってから、ダイナミックなモーションで腕を振り下ろす。投げた後は軸足の右足が頭の高さまでピーンと跳ね上がる。柔軟性からなのか、誰よりも高い。言い方が適当かどうか分からないが、まるでバレリーナのフィニッシュポーズのようだ。

 「いえ、股関節とか体が特別に柔らかいわけではないんですけど。野球を始めた時からこのフォームでした。意識したことはなく自然とですね」

 現役時代は同じように右足を跳ねていた安藤優也投手チーフコーチは「いろんなタイプがいるのでね。例えば松坂大輔(元西武など=現本紙評論家)や涌井秀章(中日)のように地面をズルズルっと滑る人がいたり」と何が正解かは人それぞれだとしたが、「茨木のように足の裏が空を向くのは力強く蹴っているということなので決して悪いわけではない」と解説した。

 個人的には長い足が伸びる茨木の投球フォームがきれいでカッコいいと思うのだが、茨木本人は「う~ん、きれいすぎるのが逆に…ですかね」と首をひねる。打席からは見やすく、打者は嫌がっていないと感じているのかもしれない。

 登板後はブルペンで“おかわり投球”を行い、最後の強化ランの合間もシャドーピッチング。表情は明るくはない。「まだ、なんかしっくりしてないんですよ。もっと余裕をもって自信をもって投げたい。もっと練習します」と話した。

 帝京長岡(新潟)から22年ドラフト4位で入団して、まだ3年目。ポテンシャルの高さが開花した時の投球フォームが楽しみだ。

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