ヤクルト　巨人得意の空中戦に敗れ5カード連続の負け越し

セ・リーグ   巨人5―2ヤクルト （ 2023年9月7日    神宮 ）

＜ヤ・巨＞4回、先制2ランを放った岡本を見つめる村上（撮影・沢田　明徳）
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　ヤクルトは巨人・岡本和に先制弾、坂本にもダメ押し弾を喫し、5カード連続の負け越しとなった。

　最終的には3点差がついたものの、高津臣吾監督（54）は連覇したシーズンと違い、競り合った試合での得点圏打率不足を嘆いた。「終盤チャンスはあったんですけど…。あそこで1本、ここで1本という感じですね」。惜敗が目立つ点においても「やっぱり競った時に勝てるかどうかというのが強いか弱いか、上にいけるか下でとどまっているところの差になってくる。そうやってギリギリのところで負けている」と言及した。ちなみに20年ぶりのリーグVに輝いた21年の得点圏打率は・260、連覇した22年は・253ながら今季は・228に低迷している。

　指揮官は「一歩抜け出す、そういうチームが強いと思っていますし、それが今はできていない」と指摘した。