野村監督「中日はウチの逆」あと1本が出ない打線嘆く

[ 2012年4月22日 06:00 ]

<広・中>2回、2死、広瀬は左越えに同点ソロを放つ

セ・リーグ 広島1-6中日

(4月21日 マツダ)
 広島は中日に開幕から1分を挟んで4連敗。手も足も出ない敗戦ではないからこそ、腹立たしい。前夜と同様、1本を欠いた試合。「中日は強いですよ。ウチの逆をやっている。このチャンスを逃すもんか…と」。野村監督は努めて冷静に振り返った。

 塁上は何度もにぎわした。しかし得点は2回の広瀬のソロ本塁打による1点のみ。指揮官は、このベテランを攻撃陣の手本とした。「広瀬は積極的に振っているから、いい結果も出ている」。確かにファーストストライクから積極的に打ちに行っていた。中日戦は不名誉にも8季連続で負け越し中。接戦となり、最後に競り負けるのがパターンだ。打開策は結果を恐れず、思い切ってスイングするのみだ。

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2012年4月22日のニュース